二次会ってどのような衣装を着ればいいのか意外と悩みますよね。衣装のことで時間やお金はかけたくない気持ちもあるかもしれませんが、主役なのである程度は目立つ必要があります。「堅い衣装は着たくない」「スーツは種類が多くて何がいいのか分からない」と悩まれている人のために、ここでは基本的なマナーを踏まえながら納得いく衣装に出会えるようおすすめのコーディネートをお伝えします。
基本的な衣装はなんだろう?
夜が多いので新郎は基本的にタキシードです。選ぶ手間が省けますから披露宴と同じものでも構いませんが披露宴会場から衣装の持ち出しができない場合は、購入またはレンタルする必要があります。近年は二次会の会場が居酒屋やバーといったラフな場合が多いため、むしろタキシードの方が主役とは言え、浮いてしまう場合がありますから会場の雰囲気に合わせていきましょう。
シーン別のコーディネート
フォーマル(正装)
ホテルで披露宴を行い、二次会も同じ会場であればお昼はモーニングコート。
夜にかかる場合はやはりタキシードがおすすめです!
モーニングコートは正面から見たときにウエストから裾ぶかけて曲線的に大きくカットされたデザインが映えて、いかにも格式が高い服装といえます。
シャツは基本的にホワイトのウィングカラー。
ウィングカラーとは、このように台襟は衿を立てたようになっており、衿先は小さく尖っているシャツです。
ネクタイはシーンで使い分けて!
出典:蝶ネクタイ|楽天市場
ネクタイはお昼ならシルバーのストライプ模様でボリュームがありエレガントなアスコットタイを選ぶと良いでしょう。夜なら首元をスッキリと見せるスタイリッシュな蝶ネクタイがおすすめです。
ローファータイプはNG!シューズもかっちり合わせて!
出典:MM/ONE(エムエムワン)ビジネスシューズ|楽天市場
靴と靴下は黒ですが、ローファータイプの靴はNGなので注意してくださいね。二次会でフォーマル度が高い衣装は、少し恥ずかしい気持ちがあるかもしれませんが、高級レストランなどでもカジュアルスーツよりもこのように白やグレーのタキシードを思い切って着ましょう!
セミフォーマル(準正装)
一般的なレストランが会場の場合はお昼はディレクターズスーツ。夜はタキシードがおすすめです。
ディレクターズスーツとは、ブラックのジャケットにブラックとグレーのストライプ模様のスラックス(コールパンツ)を組み合わせて上着はシルバー系やグレー系のベストを着るスーツのことです。
シャツ、ネクタイ、足元はモーニングコートと同様で構いません。
インフォーマル(略礼装)
晩婚なんて言われてる世の中にはなりましたが、20代から結婚する人が比較的に多いので招待される人も年齢層は若めであったり、二次会は同窓会のような雰囲気にもなるため予算的にも安く済まし、多く招きたいところなので居酒屋やバーといったカジュアルな会場がよく使われます。そうすると、必然的にかしこまり過ぎない服装を着る流れになります。
季節と昼夜問わず、ダークスーツがおすすめです。
ダークスーツとは、そのままの意味で濃紺やダークグレーのカラーを持った色のスーツのことです。アイテムとしてはジャケット+ベスト+パンツです。
ゲストも同じような服装で来られることが多いため、新郎はポケットチーフや新婦のブーケとリンクしたブートニア(小)で色のアクセントをつけていれば問題ありません。
冬場のコートの基本マナー
冬の結婚式は地域によってはかなり寒いのでダウンコートを着たいくらいですがカジュアルすぎるので避けましょう。色は決まってはいませんが基本的に「ブラック」「ネイビー」「グレー」とされています。コードの素材としては、高級でも毛皮ではなく「ウール」「アンゴラ」「カシミヤ」などが望ましいです。
ステンカラーコート
ウールやポリエステルの素材で、少しタイトなのでスッキリとした着こなしが可能です。
基本的にコートはクラークに預けるのですが、いつ見られてもいいようにワンランク上のもので決めていきましょう。
チェスターコート
特徴的な切れ目や刻み目のある襟があり、ウエストが絞れていて素敵な男性と一気に雰囲気が変わります。コスパも抜群なので、一枚は持っていても良いですよね。
NGパターン
- 黒シャツ、黒ネクタイ・・・喪服をイメージさせるため、お祝いの場では着てはいけません。
- 白いソックス・・・黒色を選びましょう。
- アニマル柄、毛皮・・・殺生のイメージあるため、縁起が悪く相応しくありません。
ゲストよりも格上で主役としての存在感を出すことが大切
マナーやコーディネートの仕方は分かったけど、バリエーションが多く何を着たらいいのか迷走してしまいそうですね。「お店で購入すると高くて手が出せない」「タキシードを着たいけど一度着れれば十分」など次々悩みが出てきます。そんな人のためにネットやお近くの「レンタルショップ」を利用もおすすめします。試着ができないことに抵抗がなければ、確実なコーディネートばかりが揃っているので自分たちで悩む必要がありません。
ジャケット、パンツ、ベスト、シャツ、タイ、チーフ、シューズがプランに含まれて¥25,000~からレンタルが可能です。新婦の衣装と相性を考えながら予算に合わせて購入またはレンタルしましょう。二次会から参加される人は衣装にも注目していますから、目一杯オシャレをして喜ばれるようにしたいものです。