異性の友達と2人で会うようになると、恋愛に発展することもあります。しかし、仲は良いけど告白がなければ「これって付き合ってるの?」と疑問に思うことがあります。一体どこからが「付き合う」になるのでしょうか?
今回は、付き合ってるからこそやれることを踏まえ、「付き合う」の定義について考えていきましょう。
「付き合う」ってどういう意味?
そもそも「付き合う」とはどういう意味かご存知ですか?多くの方は男女交際を連想されるかと思いますが、他の意味もあるのでしょうか。まずは、「付き合う」の意味を辞書で調べてみました。
- 人と交際する。まじわる。
- 義理や社交上の必要から、相手に合わせて行動する。
やはり、辞書にも「交際する」とありました。しかし、そこに恋愛感情がある場合もあれば、ない場合もあります。「付き合う」という言葉にはいろんな意味合いが含まれているようです。
では、世の中の意見はどうでしょうか。様々な視点から「付き合う」の意味を集めてみました。
アンケート「あなたにとって、付き合うとは?」
付き合うとは、お互いに好きだという気持ちを伝えて、相手のことを恋人だと認めたとき。
付き合うとは、一緒にいたい人と長い時間を過ごすことができる権利。
付き合うとは、毎日連絡を取り合うこと。さすがに付き合ってないのにそんなことにはならないと思う。
“付き合うとは、手を繋げること。”
恋愛にまつわる名言
真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑し、拙劣であり、愛嬌もろくに無いものである。
イマヌエル・カント
相手の話に耳を傾ける。これが愛の第一義務だ。
ポール・ネイリッヒ
真剣に女性を想っている男性は、理性を忘れて行動してしまったり、心とは裏腹に冷たく接してしまうことがあるようです。また、話をちゃんと聞いてくれることも、愛情表現のひとつということですね。
恋愛を歌った歌詞
僕たちは付き合っていると宣言しよう
みんなの前ではっきりさせよう
もしも君が何か言われたら受けて立つ(僕達は付き合っている/欅坂46)
付き合うとは、相手に何かあった時は自分が身代わりになってでも相手を守る覚悟を持つことなのかもしれません。
こんな定義付けをしている人も…
付き合うとは、パートナー以外の恋愛対象を求めず、パートナーを幸せにしようと努力すること、できる範囲でパートナーの不安や信頼に応えようと努力すること、さまざまな気持ちを共有すること。
「付き合う」の定義は人それぞれ
実際に「付き合う前の告白は必要か」というアンケートを見てみると、YESと答えた人が8割を超えていました。しかし、長い時間一緒にいたり毎日連絡を取り合っていたり、相手とスキンシップを取るようになったら付き合ってることになるという人もいます。「付き合う」の定義は、婚姻届のように明確なものがないため、個人の価値観によって違ってくるようです。
参照:付き合うって何?~社会人カップルと学生カップルの違い~|マイナビウーマン
「付き合う」って何?付き合ってるからこそやれること
では、一体どこからが「付き合っている」ことになるのでしょうか?ここからは、付き合ってるからこそやれることとは何でしょうか?
次に会う約束をする
恋人同士であれば、定期的に会ってデートをしますよね。会っている最中に「次いつ会える?」という会話も自然に出てくるでしょう。もし次の約束をしようとしても、「わからない」や「そうだね〜」と誤魔化されてしまうようなら、今は相手の優先順位が違うのかも。
イベントを一緒に過ごす
クリスマスやバレンタインなど、大切な日は好きな人と過ごしたいですよね。一般的に「恋人が一緒に過ごす日」に当たり前のように一緒にいれば「付き合っている」と言ってもいいかもしれません。仕事をしていると都合が合わないこともありますが、短い時間でも会う時間を作ってくれたり、電話をしてくれるだけでも嬉しいものです。
家族や友達に紹介する
周囲の人に紹介するのは、これからも2人の関係を続けていこうという気持ちの現れです。家族に恋人として紹介する場合は、もしかしたら結婚を見据えているかもしれません。まれに、幼馴染や腐れ縁のような関係の異性を家族に紹介する事がありますが、その場合は、紹介する時にそのような説明をするでしょう。
2人で旅行に行く
好意がない人と、わざわざ時間を作ってお金を用意して旅行に行こうとは思いませんよね。2人で旅行に行くようになれば「付き合っている」と言っていいのではないでしょうか。しかし、毎回家から遠く離れた場所で会う場合は、もしかしたら何か隠しているのかも…。冷静な判断が必要です。
体だけが目的ではない
恋人は、価値観や楽しい時間を共有していくことで絆が深まっていきます。また、お互いが支え合うことも大切です。体だけの関係ではなく、精神的な部分でも繋がりを感じることができれば、それは、長続きするお付き合いになるのではないでしょうか。
全てを受け止めることができる
例えば、大きな病気をしたり事故にあったり、妊娠したり。人生ラクなことばかりではありません。相手のことを真剣に想っているなら、何があっても受け止める覚悟ができているはず。もし、真剣な話に耳を傾けてくれないなら、相手はまだラクに恋愛を楽しみたいだけなのかもしれません。
結婚を見据えた話ができる
2人の将来について話すようになれば、それは「付き合っている」と言えるでしょう。そして、相手が話に前向きであれば、真剣に結婚を考えてくれていることも…。もしかすると、近いうちに具体的な話になってくるかもしれません。
お互いの気持ちを確かめよう
「付き合う」の定義は人それぞれなので、お互いの気持ちを確かめ合うことが必要です。「これをしたなら付き合っているだろう」と一方的に思っていても、相手はそんなつもりじゃなかった…なんてことはよく聞く話。もし明確な意思表示がないのであれば、思い切って相手に確認してみるのが一番早いと思います。そうならないためにも、友達としてお付き合いしている時に、お互いの「付き合う」の定義を話し合ってみてはいかがでしょうか。