最近彼がそっけない気がすると感じていませんか?お付き合いの期間が長くなると、普段の言動を気にしなくなってしまう人が多いです。そうなるとすぐにけんかに発展して、仲直りするのになかなか苦労することもありますよね。ついには彼に愛想をつかされてしまった…なんてことにならないために、「W否定を使わない」という解決法をお伝えします。

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恋人を家族同然のように接するのはいけないこと?

付き合ってどんどん距離が縮まるにつれて、つい強い口調になってしまったり、言葉足らずになったりしますよね。家族のように恋人に接するのは決して悪いことではありません。ふたりが築き上げた強い絆があるから成り立ちます。

しかし「親しき中にも礼儀あり」ですよね。適当な態度や横柄な態度ばかり取っていては、相手も不平不満がたまっていきます。最悪の場合には、破局になるかもしれません。自分で客観的に分析するのは難しいですが、少しずつ意識して発言を見直してみましょう。

W否定を使っていたら要注意!

自分の気持ちをそのまま伝えようとして言いがちなのが「W否定」です。

例えば、

「早くしないと間に合わないよ!」

「今やらないとできなくなっちゃうよ!」

と言いがちではありませんか?

「~ないと、~ない。」というように1文に2つの否定が入る言葉なので、W否定と呼んでいます。もし、何気なく使ってしまっていたら要注意です。

ネガティブな発言では幸せになれない

否定語を使うと意欲や思考力までも低下させてしまいます。そして否定的な考えや気持ちは相手にもダイレクトに伝わります。

例えば小さな子供がお母さんに「あれはダメこれはダメ」と言われて全然楽しくないのと一緒なんです。否定語は相手を不快にします。そんな否定語が二重で使われているとあっては相手を知らず知らずのうちに傷つけてしまっていても不思議ではないですよね。

私自身、受験生のころ「テストで良い点をとらないと、志望校に合格できないよ。」と父親に言われてとても悔しくて傷ついた覚えがあります。あなたにも似たような経験がきっとあるはず。このような発言は言った人は覚えてなくても言われた人の記憶にはずっと残ってしまうものです。

ネガティブはポジティブに変換しよう!

「~ないと、~ない。」は意外とよく使ってしまいがちな言葉です。相手を不快にしてしまう言葉でもあります。このW否定を極力使わないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

解決法はとても簡単です!ネガティブな言葉はポジティブな言葉に変換できます!「〜なら、〜できるよ!」というフレーズに置き変えれば良いのです。

例えば、

  • 早くしないと間に合わないよ→早くすれば、間に合うよ
  • 今やらないとできなくなっちゃうよ→今やったら後でこんなこともできるよ

というように全て反対にしていけばいいのです。

こうするだけで、言葉を発する本人もとても心が明るくなります。あなたが明るくなれば、彼ももっと明るくなります。とても簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。

ポジティブな発言がもたらす効果

人間というのは残念ながら性格や考え方を変えることができません。これまで経験した物事が積み重なってあなたという人となりが存在しているのです。だから、今までインドア派だった人が、カリスマ的存在の人の心が躍るような話を聞いたからといって簡単に社交的な人間になれないのと同じです。

しかし考え方はすぐに変えられなくても、使う言葉なら今すぐにでも変えることできます。「疲れた」「もう嫌だ」とばかり言っている人より「楽しい」「もっとやりたい」と言っている人の側にいたいですよね!言葉の力とは偉大なもので、心では思ってなくても言葉に発することで気分を変えることができたり、場合によっては人の生き方を大きく左右する出来事をもたらしたりするものです。

嫌な発言は思い出に残るとお話ししましたが、うれしかった発言も言われたほうはずっと心に残っているものです。そしてポジティブな言葉はもちろん自分自身にはね返ってくるので、相手のみならず自分自身も幸せにしてくれますよ。

少しの変化で彼との楽しい毎日へ!

いかがでしたでしょうか?意識しない内にW否定を使っていたなと反省しているあなたも、少し言葉遣いを変えるだけで彼からのレスポンスが大いに変わってくるはずです!喧嘩ばかりの毎日にならないよう、そして何年たっても2人で楽しく過ごしていけるよう、ぜひW否定を使わないよう意識して、彼との良好な関係を保ってくださいね。