ファミリー婚ってご存知でしょうか?家族婚、パパママ婚とも言いますが、子どもが産まれてから家族そろって結婚式を挙げる事です。今回はそんなファミリー婚の実態を徹底的にお話しします!

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ファミリー婚ってどういうもの?

ファミリー婚とは、授かり婚や何らかのやむを得ない事情によって入籍後すぐに結婚式を挙げられなかった人が子どもが産まれた後で結婚式をとりおこなうことです。厚生労働省発表の出生に関する統計によると、授かり婚の割合は全国平均25.3%と約4人に1人の割合ですので、ファミリー婚の形態は今後ますます増えていく形と言えます。

出産後どれくらいの時期にやるのがベスト?

子どもが産まれてどれくらいの期間で結婚式を挙げるかは人それぞれですが、産まれた赤ちゃんのお披露目会を兼ねて結婚式を挙げたいと考える人が多く、だいたい子どもが0~2歳の間でおこなう人が多いです。

私は娘が1歳3ヶ月の時に結婚式を挙げましたが、ちょうど歩けるようになっていたのでリングガールをしてもらい、場が大変盛り上がると同時に和やかな雰囲気に包まれました。家族そろってバージンロードを歩くというとても貴重な経験ができましたよ。このように子どもも演出に参加してもらうことができるので、ファミリー婚は一生の思い出に残る結婚式になること間違いなしです。

子どもと一緒の結婚式。準備や当日に気を付ける点は?

家族みんなで幸せな時間を共有できる結婚式ですが、ただでさえ大変な結婚式の準備を子育てしながらできるのかな?当日のお世話はどうしたらいいの?など不安はつきものですよね。そんなあなたにいくつか注意点をお話しします。

大人も子どもも楽しめる式場選び

当日の主役はもちろん新郎新婦であるパパとママですが、幼いわが子も大切な存在です。まずは子どもと一緒に結婚式を挙げるのに最適な式場を選びましょう。当日までに複数回打ち合わせがあるので、自宅からのアクセスが良いかどうかはとても重要なポイントです。

また、授乳室やおむつ替えスペースはあるか、お昼寝した際のベビーベッドはあるのかも必ず確認しておきましょう。自分でお座りや立っちができるような月齢の赤ちゃんであれば、遊び場はあるのか、あるいはおもちゃをたくさん持ち込んで遊ばせてあげられるようなスペースがあるのかも確認しましょう。

打ち合わせの回数は工夫次第で減らせる

結婚式を挙げるまでに打ち合わせは大体4~5回あると言われています。ただ、プランナーさんによってはメールや電話に替えて打ち合わせの回数を減らしてくださる方もいます。

ちなみに私はメールのやりとりで疑問点をほとんど解消して、実際に会って決める要点をいつもまとめて行っていたので打ち合わせにかかる所要時間もかなり短くしてもらいました。子どものお世話をしながらの打ち合わせは、おむつを替えたりおやつをあげたり何かと中断しがちなので、あらかじめ準備できることはやっていくことをおすすめします。

準備はパパママだけで完結しなくて大丈夫!

毎日家事と子育てで忙しくて結婚式の準備どころじゃないのでは?と心配になりますよね。でも準備するのはあなた1人だけではないことを決して忘れないでくださいね。旦那さんはもちろん、お母さんやご友人の中にはきっと手助けしてくれる人がいるはずです。

私は子どもが寝静まった後、夜な夜な席札を手作りしたりウェルカムアイテムを作ったりしましたが、友人がガーランド(結婚式で飾るパーティフラッグのこと)を作ってくれたり余興の映像を作ってくれたりとかなり助けてもらいました。

とにかく時間がないと思うので、手をかけるところと手を抜くところのメリハリをつけて外注できることはどんどん頼んでしまうのも一つの方法です。また、子ども用の衣装の準備もしておきましょう。ベビードレスはとてもかわいいのですが、普段着ている服とは違う着心地に不機嫌になってしまうことも珍しくないので、事前に慣らしておくと安心です。

ママは1番の主役!当日は割り切って周りの人へ甘えましょう!

当日は想像以上にあっという間に時間が過ぎていきます。特に花嫁さんはドレスに着替えたりリハーサルをしたり…と正直なところ子どものお世話をする時間はほぼありません。ですので、できれば当日は子どものお世話はご両親や親族の方に完全にお任せしましょう。私は主に実母にお願いをして、両親が出てくる場面では伯母さんにお願いをしました。

ぐずぐずな時もありましたが、おもちゃやおやつをたくさん持って行っていたので今日だけは何してもいいやと思い自由にさせてあげました。食事についてですが、式場のキッズメニューはまだ食べられなかったので、市販のベビーフードを持ち込みました。式場によって持込ルールが異なりますので事前に確認してみてくださいね。

自分達らしいファミリー婚を成功させよう!

いかがでしたでしょうか?子どもと一緒に挙げる結婚式は準備も当日も大変です。しかし一生忘れられないかけがえのないものとなることでしょう。いざ泣いてしまっても大丈夫です。子どもがぐずってしまっても嫌な顔をする人なんていません。

ゲストのみなさんは新郎新婦であるパパママとそのお子さんの新しい門出を祝うために参列しているのですから。結婚式は一生に一度切り。子どもが産まれてからでも全然遅くはありません。ぜひ準備から楽しんで当日を迎えてくださいね。