高収入の男性と結婚することを「玉の輿に乗る」といいますよね。私も1度は「玉の輿に乗れたらどんなにラクか…」と考えたものです。しかし、いざ周りを見渡すと玉の輿とは程遠い男性がほとんど。玉の輿結婚なんて夢のまた夢となりました。
では、実際に玉の輿結婚をした人はどのように高収入の男性と知り合ったのでしょうか?実は、私の友人がその1人です。彼女の実体験を元に、どのように出会い結婚に至ったかをお伝えします。
高収入の男性はどこにいる!?
玉の輿結婚をした友人に聞くと、お金に関しては本当に苦労していない様子。ご主人がどのくらい稼いでいるのか正直わからないようですが、年収1000万円以上であることは確かなようです。では、年収1000万円以上の高収入男性はいったいどこにいるのでしょうか?
国税庁の「民間給与実態統計調査結果」を元に調べてみると、最も給与額が多い年代がこちらでした。
- 1位 50〜54歳
- 2位 45〜49歳
- 3位 55〜59歳
やはり、会社に勤めて〇十年の課長・部長クラスの年代がトップ。実際に結婚を考える20代後半〜30代の男性は年収380万円〜510万円と、高収入とは言い難いのが現実です。
また、平均給与額が多い業種がこちら。
- 1位 電気・ガス・熱供給・水道業
- 2位 金融業
- 3位 情報通信業
1位の業種に関しては、東京電力などの大手企業が平均を押し上げている可能性が高いです。金融関係は安定して平均給与が高いようです。
このように、実際の統計結果を見ると、高収入の男性は40代後半〜50代、もしくは、ライフラインに関わる仕事か金融関係の仕事をしている人となります。しかし、30代半ばの男性でも年収が1000万円を超える人がいます。それは、国内大手メーカーやメガバンクに勤めている人です。もちろん、仕事が出来て有能な人や役職について昇進することを前提としている人でないと難しいようですが、30代半ばも高収入を得ている人がいることは確かです。また、自営業や起業家の中にも若くして年収1000万円以上を稼いでいる人がいるようです。
高収入は全体の約7%のみ!出会える確率は低い!?
そうはいっても、年収1000万円を超えている男性は、就業者2862万人中たったの1891人しかいません。これは、全体の約7%です。先程、高収入の男性は40代後半〜50代が多いとお伝えしたように、この7%の中に20代〜30代の男性がいるとしたら…本当に一握りしかいないということがわかります。加えて、年収1000万円を超える人に共通して言えることは「バリバリ仕事をしている」ということ。様々な趣味を持ちプライベートを充実させている人もいますが、ふらふら遊び歩いてる人はほとんどいません。結婚して子供がいる人でも、なかなか家族との時間がとれず、歳を重ねてから「もっと家族との時間を取ればよかった…」なんて思う人も多いようです。年収1000万円を稼ぐためにはプライベートの時間を削って仕事をする必要があるんですね。
玉の輿結婚した人はどうやって出会ったのか
玉の輿に乗るには、人脈が広い人か強運の持ち主でないと難しいように思えます。しかし、身近な私の友人は見事に玉の輿結婚をしました。出会ったきっかけは、お金持ちの人が集まる交流会などではなく、ダイビングスクールです。
体験ダイビングをきっかけにライセンスを取得したものの、仕事が忙しくなってから長い間ダイビングから離れていました。あるとき、何気なく見ていたテレビ番組で海外の海の映像を見て感動。「もう一度潜りたい!」と、改めてダイビングスクールを探して通い始めたところ、ご主人と出会いました。初めてご主人と会った時は無口で愛想もなく、第一印象はあまり良くなかったそう。しかし、彼女がダイビングを再開したきっかけのテレビ番組の話になり、偶然にもご主人もその番組を見ていて意気投合。それからは、潜ってみたい海の話で盛り上がり、2人で食事に行くようになりお付き合いへ発展しました。
彼女は外見も良く、多趣味でいつも話が面白く、いるだけで場が華やかになるような存在です。ご主人は、仕事が忙しく趣味の時間がなかなか取れない代わりに、こんな人が家で出迎えてくれたら仕事も頑張れると思い、結婚を決意したと言っていました。
玉の輿に乗るにはチャンスを逃さない準備が必要!
友人の話から、玉の輿に乗るためには出会いの場に率先して足を運ぶことが大切です。もし出会えても自分の準備が整っていなければ、せっかくのチャンスも逃してしまいます。なぜかというと、高収入の男性は女性を見る目が厳しいからです。仕事上いろんな人に会う機会があるため、どんな人に会わせても恥ずかしくない女性が求められます。
誰とでも明るく接することができたり、マナーや礼儀を心得て準備しておきましょう。また、会社の経営は一筋縄ではいかないもの。何が起こっても動じない芯の強さや、臨機応変に対応する柔軟さも必要です。玉の輿に乗るために1番大切なことは、もしかしたら自分を磨くことなのかもしれませんね。