結婚すると決心したら次は親の壁がありますよね。一般的には両家からも了承を得て、それから両家の顔合わせのスケジュールを立てることができます。
しかし、結婚を反対されてしまうとそこから前に進めるのが難しくなります。駆け落ちなんて大胆な行動をとるほど度胸はないですよね。むしろ、感謝している両親が言うなら結婚はやめるべきなのかと考えることもあるでしょう。私の実際にした対処方法をお伝えします。
24歳で入籍しようとして親に反対される
私が旦那さんと結婚する前は遠距離の状態で結婚できる時期がくるまで私は地元で働いて貯金をしつつ、学生だった彼が卒業するまで気長に待ってました。
そして、彼が就職が決まり、あとは卒業といったときです。私は母親に「彼が就職して半年経ったら、彼のところへ引っ越す。入籍する予定」と伝えました。すると、母親は「何焦ってるの?もう結婚?」と怒っていました。
反対された理由
- 彼の就職が決まっても、その仕事を続けられるか分からない
- 十分な資金を貯めてから同棲を考えるべき
- 年齢的に結婚するには早い
といったことが考えられました。
私の場合・・・
当時、私は24歳でまだ若いと親や親戚からは言われていました。しかし、私の知り合いの中には20歳から結婚、出産をしている人がたくさんいました。出生率の高い都道府県に住んでいるのもあって、それほど珍しいことではないです。おめでた婚よりは順番を踏んで結婚をしようと思っていてまさかの「待った」がかかったので、正直腹が立ちました。
対抗する気持ちよりも親の気持ちになる
両親がなぜ結婚を反対しているのか、どう伝えたら結婚話に耳を傾けてくれるのか客観的に考えることが大切です。
私の場合・・・
遠距離の間に子どもが出来ることは経済的、環境的に厳しいと感じていたため同棲、入籍を先にしたいことをハッキリと親に伝えました。
遠距離を3年以上続けてきたのに「もう結婚するの?」と言われても生活していくくらいの経済力があれば、問題ないと思っていました。そして、これまで二人で過ごす時間が少なかったからこそ、同棲を始めて入籍しようと決めていました。
結婚に賛同してもらえる話し方をする
結婚話を持ちかけるというよりは、シンプルにプラスになるような話題作りをしましょう。
プラスになる話題作りでアピールしたこと
- 彼の職場環境の良さや上司から良くしてもらってることを話す
- 給与が安定している
- 彼が結婚に向けて貯金をしてきた
- 彼は家事に協力的
- 彼の両親は親切に接してくれることを話す
- 友達が結婚、出産をした話をする
などがあります。
私の場合・・・
「〇〇ちゃん(彼のこと)配属先決まったよ」「資格があるから、新人で一番給与いいみたいよ」と結婚した後の生活が安定しそうだと感じるようなことを話すようにしていました。
すると、ある日から母親も彼のことを「〇〇ちゃん」と彼をあだ名で呼ぶようになったり「いつ頃向こうに行くの?」「また体調悪くなったらどうするの?」と心配するような話し方になっていきました。それからは相談相手になってくれて、仲が悪くなることはありませんでした。
家庭環境から結婚に反対されることがある
家庭環境によって、同じような思いをさせたくないと結婚を反対されることがあります。
例えば・・・・・
- 夫婦喧嘩が多い
- 父親または母親が暴力を振るう
- 親が離婚している
- 貧困家庭に育っている
- 子離れしない親
私の場合、母が離婚していることやその事で周りに迷惑かけた経験から簡単に結婚してほしくない気持ちが伝わってきました。
さらに県外へ嫁ぐことになるので余計に心配する気持ちも分かります。それでも、彼のところへ引っ越し、結婚して落ち着きたい気持ちの方が強かったです。また、遠距離で出来なかったデートなど楽しんで、落ち着いたら子どもといったように順番を踏みたかったのです。
親にとっては、いつまでも子ども
大事な娘を嫁に渡すのはどんなに金持ちでかっこいい人が相手でも親は嫌なものです。「両親が出会った時も反対されたことあるのに私達にもどうして?」と感じることもあるかと思いますが、親とはそういうものなのです。
冷静にチェックしてみて・・・
まずは、結婚して二人だけで生活していけるのかよく考えて下さい。やはり、金銭面は大切になってきます。そして、彼は酒癖が悪かったり、浮気癖、暴力を振るうような人ではないか、借金がないか、などチェックしておきましょう。
その次に両親は結婚を断固として許さないのか、とりあえず引き留めてる感じの反対なのか見極めて下さい。断固として反対されてるけど強行突破するのなら彼は彼女の両親に簡単に結婚を考えているわけではないことをしっかり話すことが大切です。
親に結婚を反対されたあなたへ
駆け落ちような行動は避けてください。その場しのぎになるだけで、生活していく上で相談や子育ての協力など女性が実家を頼りにしたいときにできなくなります。女性側が圧倒的に苦労するのが目に見えています。まわりくどくても、少しでも彼との結婚のことを良く思ってもらえるように彼の良いところや結婚に向けて着々と準備をしていることを伝え続けるように心がけましょう。