「この人だ!」と思うパートナーと家庭を築き、生涯をかけて愛を育んでいくような結婚生活って憧れますよね。今回は、「結婚」と「愛」にまつわる、哲学者の名言を集めました。より幸せな結婚生活を送るための、ヒントになれば幸いです。
結婚・愛とは…
「この人となら、どんなことがあっても乗り越えていける。」「この人さえいてくれたら」「この人となら、きっと幸せになれる。」そう思える人生のパートナーがいれば、力強く人生を歩んでいけそうです。人生を深く見つめた先人から見ると、「結婚・愛」とは、どういうものだったのでしょう。
愛に触れると誰でも詩人になる。
プラトン
人生のあらゆる重圧や痛みを、解放してくれるものがひとつある。それは『愛』である。
ソフォクレス
よい結婚というものが極めて少ないことは、それがいかに貴重で、偉大なものであるかという証拠である。
モンテーニュ
男と女、こうも違ったしかも複雑な2人の人間が、互いによく理解し愛し合うためには、一生を費やしてもまだ長すぎはしない。
オーギュスト・コント
愛というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存する。
アリストテレス
愛とは、二つの肉体に宿るひとつの魂で形作られる。
アリストテレス
いつの日か過去を振り返ったとき、苦心にすごした年月こそが最も美しいことに気づかされるだろう。
フロイト
どんなにつらい状況でも、たった一人、あなたをありのままに受け入れてくれる存在があれば、勇気をもって人生を歩んでいけるのではないでしょうか。あなたがそうであるように、あなたの大切な人にも、そんな存在が必要です。お互いに、最高のパートナーと認め合える人とめぐり合えるといいですね。
結婚〜愛するということ〜
「愛されるには、まず、相手を愛することから。」愛することの喜びに気づかせてくれる名言です。
誰かを愛することは、その人に幸福になってもらいたいと願うことである。
トマス・アクィナス
愛するとは、自分の幸せを相手の幸せに重ねることである。
ライプニッツ
愛を受け取る人間は、愛を与える者である。
ラッセル
人間は自分だけが幸せになるのではなく、周りの人をも幸せにする力を持って初めて本当の幸せを実感できる。
人間は一人では生きられない社会的存在である。
そのためには自分をも、他人をも幸せにする力を養って初めて人間の境涯は成長するのである。
芳村思風
誰かを深く愛せば、強さが生まれる。誰かに深く愛されれば、勇気が生まれる。
老子
そもそも「愛情」は、誰に対しても抱く感情ではありません。「この人に幸せであってほしい」、「この人のためなら」と、あなたが想う時、あなたはその相手を愛していると自信を持っていいのではないでしょうか。
結婚〜あるがままを受け入れる〜
足るを知ることも大切です。求めるばかりだと、心が疲れてしまいます。幸せを感じる心の持ちようを教えてくれる名言です。
おまえの心を明るく楽しくしようと思うならば、共に暮らす人びとの長所を思え。
マルクス=アウレリウス
あなたがすでに持っているものに満足すること。これがすべての豊かさの基礎になります。
エックハルト
幸福への道はただ一つしかない。意思の力でどうにもならない物事は、悩まないことである。
エピクロス
人生、出会いもあれば別れもあります。時には、自分の不遇さを嘆くこともあるかもしれません。そんな時、あなたがこれらの言葉を思い出し、足元がほんの少しでも明るくあり、一歩を踏み出す勇気になることを願っています。
結婚〜パートナーとの信頼関係〜
心身ともに安定し、満たされた結婚生活は、パートナーとの信頼関係の上に成り立ちます。人生の伴侶について触れた名言を紹介します。
あなたに対して褒め言葉しか言わない人間は信頼するに値しない。
間違いを指摘してくれる人こそ信頼に値する人物である。
ソクラテス
一緒に泣くことほど、人の心を結びつけるものはない。
ルソー
相手に寄り添うことで、つらさ・苦しさは半分に、喜びや幸せは何倍にも、分かち合いながら人生を送っていけるといいですね。
結婚〜より幸せであるために〜
幸せな結婚生活。最後に、さらなる幸福と充足感を味わってもらえるような哲学者の名言を集めました。
物事には見えないものがある。それこそが重要かもしれない。
ガリレオ・ガリレイ
誰かを心から助けると、かならず自分自身も助けられている。
これは人生でもっとも美しいお返しである。
エマーソン
優しい言葉をかければ、信頼が生まれる。
相手の身になって考えれば、結びつきが生まれる。
相手の身になって与えれば、愛が芽生える。
老子
結婚は、あなたらしく生きていくための選択肢のひとつです。自分自身を大切に、そしてパートナーへの感謝と労わりの気持ちを持って、日々過ごしていきたいものですね。
あなたはきっと幸せになれます!
憧れの結婚。結婚は新しい人生のスタートで、ゴールではありません。結婚しても二人のうちは、リセットすることも可能でしょうが、子どもが生まれるとそうは簡単にいきませんよね。
山あり谷ありの人生。ひとりで背負うには重い荷物も、パートナーと荷を分け合えば、足取りはよりしっかりしたものになり、見える景色も変わるはずです。いざという時、荷を分け合えるかどうかは、日頃のパートナーとの信頼関係に左右されます。今ある幸せに目を向けて、相手を敬い思いやる気持ちを大切にしてみてくださいね。
あなたと、あなたの大切な人に、よりよい人生が訪れますように。